マーキング事件
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最近、クリンのマーキングに悩まされてました。 我が家の猫たちは早い内から去勢しているので、マーキングをする猫はいませんでした。 クリンも今までしたことがなかったんですが、突然、やり始めました。 我が家での初「マーキング猫」です。^_^; ![]() 猫のマーキング(スプレー)は去勢・避妊(マーキングはオスとは限りません)をすれば、ほぼ9割抑えられますが、性的なもの以外に精神的な原因などから残り1割の子は去勢をしてもマーキングをするようです。 その1割の子の中にクリンは入っちゃったってわけですね。 トイレの失敗は、軽い結石になった灰二や特発性膀胱炎になった茶太郎などもありましたし、クリン自身小さい頃はトイレを失敗することもあったので、それほど驚くことでもないのですが、今回は粗相ではなく「スプレー」。ある意味ちょっと苦労しました。(と過去形で書いちゃいけませんが。) 普通の排尿はお尻を下げてお座りした形で行いますが、スプレーはお尻を上げて立った状態で行います。 うまいものですね~ホント、スプレーしてるみたいです。(って関心している場合かっ!) スプレーは排尿と違い、量が少ない上、壁にかけるので、時間が経つと濡れている形跡が薄くなります。スプレーはおしっこより臭いが猛烈に臭いので「されたら、臭いで気がつかないわけがない」と思い込んでいましたが、去勢をしている子の場合はスプレーでもそれほど臭いが強くないみたいです。(クリンだけじゃないと思いますが・・・) マーキングを発見してくれたのは、ジジです。 ジジが滅多に臭いを嗅がないところをしつこく嗅いでいるのを見て「あれ?おかしいな~」と思い、初めて気が付きました。 スプレー行為を発見した後の我が家の対処は・・・ まず、スプレーをされたところのおしっこの臭いを繰り返し消しました。 しつこいくらい臭いを取った後、段ボールに犬用のトイレシートを入りつけて、クリンがスプレーした箇所に置きました。 トイレシートは壁への直接的な被害を受けないようにする為と、確実にここにスプレーをしているのを確認する為です。 そして、それと並行して使ってみたのが「フェリウェイ」 コンセントに挿して使うリキッドタイプとスプレータイプの2種類があります。 リビングにリキッドを置き、スプレーは惜しみなく使わなければ効果がないと口コミで読んだので、3本まとめて購入して、使ってみました。 フェリウェイの効果は個体差があるようですが、クリンにはスプレータイプはほとんど効果がなかったと思います。 スプレーは1~2日程度しか効果がないそうなので、毎日フェリウェイをスプレーしましたが、しっかり、スプレーされました。^_^; クリンの場合はスプレーを吹きかけるより、リキッドタイプを置く方が効果があったと思います。リキッドタイプは拡散器につけてコンセントに挿し、熱で蒸発させて拡散させるのが本当の使い方ですが、近くにコンセントがなかったので、蓋を取ってそのまま置いておいたんですが、スプレーの回数が減っていきました。 ただ、それでも完全に治まるわけではありません。 スプレーの回数は確かに減ったのですが、おしっこの量が増えてしまったんです。スプレーの態勢で通常のおしっこの量をしたり、座った態勢でしたり。 決まった場所でしかやらないので、おしっこの量が増えても被害を受けることはありませんが、スプレーを繰り返すことでトイレを混乱しているように思いました。ちなみに、少量のスプレーをしている時は、トイレでおしっこはしてました。 さて、こうなると次の対処をどうするか、正直悩みました。 クリンの場合、完全に場所が固定されたので、そこにトイレシートを準備すれば、特に被害はありません。しかし、私が家にいる時ならすぐにシートを交換すればいいですが、留守している時はそのままになってしまいます。これはちょっとまずい。 ・・・じゃあ、場所が固定されているのであえば、そこに行けないようにすればいいのではないか? しかし、いつもしている場所に行けないからトイレへに行こうとなればいいんですが、別の所に場所替えする可能性も高いです。布団やソファの上にマーキングをする子が多いらしいですが、ありがたいことにクリンは今のところありません。全て、掃除がしやすくて、シートが張りやすい場所にしてくれます。そのパターンが崩れて、布団やソファにするようになったら???? と迷いましたが、このままずっとシートというわけにもいかないので、やはりマーキング場所を封鎖することにしました。 クリンが今までマーキングをした場所は5箇所。その内2箇所は、興奮して走り回った時に一度したきりで繰り返されることは今のところはないので、おおむね3箇所。 ![]() (不定期場所のひとつはここです。ほとんどここではしないのですが、万一の為にまだシートを置いてます。(-_-;)) その3箇所を一度に封鎖すると、クリンが混乱してしまうかもしれないので、一番よくしていた箇所から順に1箇所ずつ封鎖していきました。 その内の一箇所は30cm幅の物入れの上だったので、それを撤去して押入ボックスに替え、その上に新しいトイレを置きました。 そして、3つ目の場所。そこに今は空の段ボールを置き、マーキングできないようにしています。 これで、落ち着いてくれるかどうかはわかりません。 今のところはマーキング場所が別のところになってる様子はなく、おしっこはトイレでしてくれてるようですが・・・ さて、物理的な対策の話の後は、マーキングの原因ですが、多分、「いっちゃんの存在」が原因だろうと思います。・・・と言っても、いっちゃんがクリンをいじめた~とか、襲った~とか、喧嘩した~とかいうわけではありません。ただ、クリンがマーキングをし始めた頃、クリンがいっちゃんの姿を見るだけで、過敏に反応するようになってました。例えば、寝ている目の前をいっちゃんが通りすぎると、「うわっ」って顔して飛び起きて逃げるとか、行こうとした先にいっちゃんの姿を見たら、立ち止まって、引き返すとか。 これ、灰二と茶太郎が4,5歳くらいの時にも同じようなことがあったんですよね。いっちゃんは何もしていないのに、いっちゃんを見るだけで「フオォ~フフフフフフッ」みたいに警戒態勢に入るってやつ。 オス猫のテリトリー意識によるものだろうと思うので、部屋を分けるという手がありますが、クリンはいっちゃんに過敏に反応するわりにはご飯を食べる時は平気で並んで食べます。どうもこうもならないくらい苦手というわけでもなさそうです。いっちゃんが苦手とか嫌いというより、何かクリンの心の中に不安なものがあって、それがいっちゃんという形になって出てるんじゃないか??と思ったり。 ![]() (いっちゃんデカいですからね~それだけで「勝てない」という脅威を感じてたのかも?) あと、クリンは8匹目ということもあるし、ジジと一緒で手を出せば噛むし(爆)、ヨシヨシしてやれば猫キックするし(爆)、他の子のように甘えてくることが少ないので、スキンシップを取る時間は少なかったと思います。 それもよくなかったと反省して、夜は30分の猫じゃらし遊びをしてとその後はマッサージタイムを取るように努めてます。 ![]() そうすると3日目あたりからクリンの様子が変わってきました。 いっちゃんが真横を通っても3回に2回は知らん顔。「おっ」って顔して立ち去るにしても、以前のようにドバッと起きて、速攻逃げるという感じではなく、「向こうに行こうかな~」と穏やかな移動になりました。 昨日は少し冷え込んだことが幸いしてか、私を挟んでいっちゃんとクリンが上掛けの上でスヤスヤ眠ったり。 これだけで、クリンのマーキングが治まってくれるかどうかはわかりませんが、ようやく一山は越えれたかな?と思っているというか、そうなってほしいな~と思ってます。 クリンがマーキングをするようになってから、細かい記録をつけました。 いつ(何時に)どこで、どのくらいの量だったかとか。 クリンが量の多いマーキングをするのは決まって夜中の12時半から1時半頃だったので、その時間、どんな様子になって、どう動くのか?というのも、寝ないで観察したり。 ちなみに・・・犬も猫もですが、おしっこをし始めたところで怒ったり、天罰(水をかけたり)するのは逆効果になります。止めるなら、やりそうなそぶりを見極めて、その場所からさりげなく離すとか。そのためにはいつ、どんな状況で起こるのかを知る必要がありますから、記録って結構、役に立ちます。 おしっこをしている最中に止めさせるようなことをすると「おしっこをすること自体が悪いこと」と思わせてしまう恐れがありますから、うちはおしっこし始めてしまったら、仕方ないので最後までさせます。(爆) ただ、繰り返し同じ場所でさせてしまうと「ここはやってもいい場所」と思わせてしまうことも確かなので、その前になんとかトイレに誘導するのが一番ですね。(そうできるといいんだけど・・・^_^;) スポンサーサイト
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