2010.02.12(金) 久住 小笠原:お風呂とバリアフリー編
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![]() テラスの前は専用のドッグランです。 ![]() ![]() ドッグランの広さはレストラン側の5棟はやや狭く、レストランの向こう側の5棟の方が広いそうですが、キャンディやラナには狭いドッグランでも十分過ぎる広さです。 [広告] VPS [広告] VPS 夕方、学校のチャイムが聞こえるのがイマイチ・・・という方もいたようですが、私は特にいやな感じには受けませんでしたが・・・5時頃、学校から音楽が聞こえてきます。 [広告] VPS ![]() デッキ奥には露天風呂があるので、露天風呂に入りながら、犬を庭で遊ばせることができます。 ![]() デッキにはテーブルと椅子。室内は禁煙ですので、喫煙用の灰皿がテラスのテーブルに置いてありました。 ![]() キャンディとラナは庭に下りたり ![]() デッキに上がったり・・・ ![]() デッキをウロチョロしたりと・・・と忙しそうです。(爆) ![]() キャンディ「楽しいでしゅよ」(露天に浸かりながら撮影) ![]() 露天風呂に入りながら撮影しました。だから、後の方は湯気で白くなってます。(爆) [広告] VPS お風呂は2つあります。 ![]() 温泉かけ流しの内湯です。ボタンを押してお湯を貯める必要はありません。 _( ̄▼ ̄)ノ彡☆ばんばん! 内湯の浴室の壁にはちゃんと手すりがついています。 ![]() テラス奥にある露天風呂。 ![]() 湯加減はこのバルブで調整することができます。 熱い時は緑色のバルブを開くと水が、ぬるい時は赤いバルブを開くと温泉が温泉口が出てきます。 内湯も一緒の方法で湯加減を調整することができます。 私たちが入った時は露天は調整の必要がなくちょうどいい湯加減でしたが、内湯はちょっと熱めだったので水を足して調整しました。 ここまでは全くマイナス要素がありませんでしたが、ちょっと残念だったことが2点ありました。 浴室の椅子です。 私の旅行日記にはよく出てくる話ですが、足腰の弱っている高齢者の中には一般の浴室椅子の高さでは座ることができません。 低い椅子しかなくても、縦向きの手すりでもあれば、まだなんとか座ることもできますが、旅先の旅館でシャワー近くにそういう手すりが設置されていることは、まずありません。 いえ、旅館の浴室に手すりをつけるべきとか言っているわけではありません。 実際、手すりって見た目より設置工事が意外にかかりますから(^^ゞ。 でも、背の高い浴室用の椅子を購入するのはそう高い費用はかからないと思います。 できれば多くの旅館がそのことに気づいてくれ、準備をしてある旅館がひとつでも多くなってくれたらな~と願っています。 若くて健康な人には想像しにくいことですが、背の高い椅子があるかないかで、せっかく旅行に来たのに体や頭を洗うことをあきらめてる高齢者も少なくないということを知っていただけるとさいわいです。 母も椅子に座ることができませんでしたので、1回目の入浴の時は簡単にお湯をかけるだけであきらめました。 ・・・が、さすが、小笠原ですね。 浴室の椅子のことをお話したら、「ご用意させていただきますので、しばらくお待ちください」と言ってくださり、夕食が終わるまでにちょうどいい高さの椅子を探してきてくれました。 ![]() それがこれです。 この椅子のおかげで母は2回目の入浴の時は安心して体と頭を洗うことができました。 「久住 小笠原」のみなさん。 これから杖を使っている方が泊まられた時には是非、このくらいの高さの浴室用の椅子を準備してあげてください。 きっと、宿泊した方は喜こばれると思いますよ。(^_^)v 2つめに残念だった点は 露天風呂の中に段がないこと。 内湯の浴槽に段がありましたが、露天風呂にはありませんでした。 足腰の丈夫な若い人にとっては全く気にならないことでしょうが、あの露天の浴槽に段がない状態で、足の弱い人を露天風呂に入れることはちょっと厳しいです。 高齢者は片足をぐっと曲げて、もう片方の足を伸ばして、片足だけで体重を支えるなんてこと・・・なかなかできないんですよ。(^^ゞ ![]() 露天風呂に手すりがあったことは助かりましたが、現実的にはあの手すりだけでは高齢者の入浴は難しいです。 今回は手すりを握らせながら、一旦、浴槽の縁に座らせて入浴させましたが、浴槽に座らせるのも簡単なことではありません。 また、それ以上に段のない浴槽から出るのは非常に難しかったです。 これが浴槽の中に内湯のような足場の段があれば・・・一人でも手すりを握りながら安心して入れるのにな~と思いました。 露天風呂に内湯のような足場の段 久住 小笠原のみなさん。是非、是非、検討してみてください。ぺこ <(_ _)> 今回、母は露天風呂には1度しか入りませんでした。 露天風呂の方が楽しいから、多分もっと入りたかったんだろうと思いますが、足場がないので入ることを躊躇したようです。 1回でも入れただけ、まだよかったですが・・・できれば、次回宿泊する時は母のような高齢者も安心して繰り返し入れるような露天風呂になっていてくれたらな~と願ってます。 玄関のスロープや内湯の手すり、段差がないフラットな室内。 「久住 小笠原」は大変バリアフリーの意識が高い宿だと感じました。 そういうお宿だからこそ、もう一声のグレードアップを心から期待しています。 最後にこれは改善して欲しいということではなく、こんなことがあったということで書きますが、実は ベッドから立ち上がれない事件が起こりました。(^^ゞ 2ケ月前に泊まった「一壺天」もこちらと似ていました。↓ ![]() (一壺天の写真) その時は特に何も問題がなかったので、母本人もまさかベッドから立ち上がれないとは夢にも思っていなかったようです。 普通のベッドの高さがあれば、なんの問題もなく立ち上がれたのですが、フローリングに直接マットなのでちょうどベッドの高さが浴室の低い椅子と同じくらいになっていたんですね。なので、立ち上がることができなかったようです。 ベッドの横に手すりでもあれば立てるのですが・・・普通、手すりなんてないですもんね。(^^ゞ 同じような作りの一壺天の時は立ち上がれたのに、なぜ、こちらでは立ち上がれないのか?? 違いは敷き布団とマットにありました。 一壺天は一見、ベッドのように見えますが、一段高くなった部分が畳でその上に和式の布団が敷いてありますので、ベッドのように見えますが、実際は和室と同じです。 和室は、ベッドよりちょっと手間がかかりますが、立ち上がることは可能です。 しかし、こちらはフローリングの上にベッドのマットが敷いてあります。 見た目には全く変わらないのですが・・・下がマットだと柔らかすぎて、布団の時のように足を踏ん張ることができず、マットの上に立つことができないのです。(-_-;) 盲点でした。 一人で起き上がれないと夜中、トイレに行くことができないので、このままではベッドは使えません。 仕方ないので、和室に布団を準備しようかと思い始めた時、寝室の一番奥にある照明をおいている部分に気がつきました。 ![]() (この赤丸の部分です) 一旦、マットの上に座ってお尻をチョコチョコずらして、写真の赤丸部分の台のところに座り直します。 そして、横の壁と座っている台を手で押すようにすると・・・立ちあがることができました。 布団から起き上がるよりはこちらの方が楽そうなので、照明を中央にずらして、母が座れる場所を確保することでなんとか問題解決です。 これは私も完全に死角だったというか・・・ベッドだから安心という思い込みがありました。 自分が立つには全く気にならず、最初はなぜここでは立てないのか?意味がわかりませんでした。 「意外なところに意外な盲点があるものだ」 今回は私も勉強させられました。(^^;; スポンサーサイト
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