2019年12月21日 昭和を生きた紙粘土で人形たち
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![]() カフェの建物の向かえ側に立って白い蔵のような建物の中にその目的のものがあります。 ![]() それがこちら。 ![]() 昭和初期の農家の風景を紙粘土で作ったものです。 ![]() 並びきれないくらいのたくさんの人形たち。 この人形は有名な人形作家さんが作った・・・ということではなく ![]() 後藤絹さんという農家の普通のおばあちゃんが作ったということに感銘を受けます。しかも、作り始めたのが74歳からというから驚きです。 ![]() 元になる写真があるわけじゃなく、絹さんの頭の中の記憶を形とできる。 ものすごい才能だと思います。 ![]() その当時の農作業のひとつひとつを覚えていても、いざそれを形にしろと言われて、できるものじゃないですからね。 ![]() しかもしれがひとつやふたつじゃなくて、こんなにたくさん。 ![]() 今はこうして展示されていますが、絹さんが亡くなるまで、これだけの人形が作られていたことを誰も知らなかったという、謙虚さ。 ![]() 人に見せて「すごい」と言われる為に作るのではなく、ただ自分の思い出をひとつひとつ形にしようという純粋な気持ちだったんでしょう。 ![]() 母より少し年上になる絹さん。同じ時代を同じように農家の娘として生まれた母には、人形たちの動作のひとつひとつがとても懐かしく、感激したようでした。 ![]() 入館料は300円ですが、できるだけたくさんの方に見てほしいと思える人形たちです。 ![]() 人形について、説明してくださる方がいらっしゃるんですが、けんた君がその説明に合わせて「そうなんだ~そんなんだね。」と相槌をつくので、説明してくださった方も思わず、笑ってました。(^^)/ ![]() ベジ カフェ ミズでランチをした後は是非、立ち寄ってみてください。 スポンサーサイト
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