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悪夢

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2014-12-14(Sun)22:55

2014年12月8日 月曜日
9:18
母から「車いすに乗せたら、首をのけぞり、奇声をあげて痙攣を起こした」と電話が入り、母に携帯酸素を吸わせるように指示して、すぐに実家へ直行。

私が到着した時には、酸素を吸ってとりあえず落ち着いていたようだったので、そのまま病院に運ぼうとすると、玄関で呼吸の仕方がおかしいような感じがしたので、「このままでは間に合わないかもしれない。」と思い、病院に行く前にニトロを入れ、それから病院へ向かいました。

病院に到着した時は、ニトロが効いきて、状態が落ち着いてました。
心電図の波形は悪くなく、心拍も正常。聴診の音も昨日より悪くない。(昨日の方がリズムが悪かったらしい)

但し、呼吸状態は昨日より悪いようなので、肺水腫を疑い、レントゲンを撮りました。
2年前と比べると心臓が肥大していて、やや、気管を圧迫している感じもありましたが、レントゲンの写真は、肺水腫と診断できるものではありませんでした。
しかし、心臓右上あたりにもやもやの影が見えることから、加齢からくる肺機能の衰えから、肺にうまく空気が送り込まれていないのではないかという話でした。

とりあえず、昨日もらった心臓の薬にプラスして、強めの心臓の薬をもらいました。昨日の薬がセカンドギアなら、今日の薬はトップギアくらいな感じなんだそうです。
後、レントゲン上では水が溜まっているようには見えないけど、一応、水抜きの為に粉の利尿剤もプラス。
そして、病院が閉まる18時半頃にまた連れてくるように指示されました。

P1060117.jpg

P1060118.jpg

病院を出るギリギリまで、酸素吸入をさせてもらい、帰宅。
部屋に入って座った直後、少し首をのけぞり、奇声をあげて失禁。(但し、硬直はなく、時間も3秒程度。)
もらった心臓の薬を飲ませて、様子をみました。

13:00
目が覚めたので、ワンワンカロリーを20mlと水をシリンジで飲ませる。


14:18の時のキャンディ

14:30
首をのけぞることはありませんが、奇声を数回あげる。

15:00
呼吸が浅いような気がしたので、病院に電話。
寝ている時の呼吸の浅さは普通なので、予定通り夕方で大丈夫だろう。
爆発的な発作や発作の頻度が高くなったら、すぐに連絡してという話になりました。

16:30
ハァハァハァという荒い呼吸といつもの静かな呼吸が交互にくるようになる。


17:00
シリンジで水を飲ませようと口を湿らせるが、舌を出して口を動かそうとしない。
意識が混濁している気がする。

18:15
キャンディバッグに入れて移動できるような状態ではなく、寝かせていた布団のまま、車に乗り込む。
すると、うんちの匂いがしたので、おむつの中を見るとうんちがたくさん出ていました。(とってもいいウンチ)
先生は病院の外で立って、待っててくれた。

「昼からずっと眠ったまんまで、昼過ぎにシリンジでワンカロを飲ませたけど、その後、ご飯は食べさせてないです。
薬の影響で眠ってるのかな?とかも思ったんですが・・・」と車を降りて、先生に言うと

「渡した薬の中には鎮静剤は入ってないから、薬のせいじゃない。昏睡状態になったのかもしれない。」と言いながら、先生がキャンディを抱っこして病院の中に運んでくれました。

診察台の上に布団のまま横たわらせたキャンディを見て「午前中の状態と全然、違う・・・」
聴診をあてて、心拍を数えると先生の顔色が曇り「今・・・心拍は40を切ってる。」

「家を出る時は手で計っただけですが、30秒で50回だったから、100はあったんですが。」

もう一度、計ると今度は100ありましたが、呼吸が一瞬止まりました。
「キャンディ、呼吸してる??」と先生が体をさわると呼吸が戻りました。
「ふわ~ キャンディ、今、呼吸するの忘れてたでしょ。」私を気遣ってか、先生はいつものように明るく振舞ってくれました。

そして「布団にもぐりこんだのが、原因じゃないでしょうね。
年齢的に弱っていきているところだったのかもしれない。」と先生がおっしゃいました。
これも、きっと私のことを気遣っての言葉だと、すぐにわかりました。
私が自分を責めないように、先に言葉にしてくれたんでしょう。

その後、ステロイドを注射し、先生が「・・・今夜が山かもしれない。」と一言。
「12時までは待機しているから、急変したら電話をかけてきて」と言われたので
「でも夜中、状態の悪いキャンディを車には乗せられない。」というと

「キャンディは動かさなくてもいい。僕が行くから。
 ただ、自分が行ったとしても、酸素ボンベを抱えて行ってあげることぐらいしかできないけど・・・」

本当に先生の気持ちがありがたかったです。
先生に「ありがとうございます。苦しむことがなければ、連絡せずにそのままうちで看取ると思います。」というと

「まだ、わからないよ。
 キャンディはなんかあるから、もしかするとただ寝てるだけかもしれないし。」

明るく接してくれる先生に心から感謝しました。

今のような昏睡状態のままだったら、薬もや水、ご飯は与えないことを指示されました。
車まで、先生がキャンディを運んでくれ、先生にお礼をいい、病院を出ました。

家までの帰り道。車の中でキャンディにずっと話しかけてました。
「18歳の誕生日祝いをするって約束したじゃん!」
「来年の桜、一緒に見ようって約束したじゃん!」

帰宅して、旦那さんに状況を説明。
実家の母にも、状況を電話で説明。

この後、心拍と呼吸が弱くなり、止まったように感じることを繰り返しました。
そのたびに
「キャンディ、呼吸するの忘れちゃダメだよ~」
「キャンディ、ウマウマ食べようよ~」
「お口、動かして・・・」
ずっと、キャンディを寝かしつけるみたいにポンポンとたたきながら、話しかけ続けました。

23:00
キャンディの横に並んで、顔を近づけ、キャンディが私の匂いを感じるようにぴったりとくっついて、横になる。

夜中の12時。
「12時が回っちゃったね・・・もう、先生には電話できないね。」とキャンディに話しかけました。
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心停止

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2014-12-14(Sun)22:32

2014年12月8日の月曜日の夜、キャンディはかかりつけの先生から
「今夜が山だと思う」と言われる状態になりました。
それまでの状況とこれからの経過を書きたいと思います。

「もうすぐ18歳になって、心臓は悪いけど、今のところ咳込むこともないし
 腎臓、肝臓が悪い節もないし・・・ホント、元気だよね~」
と母と話したのが2014年12月6日の土曜日の昼。

その日の夜9時頃からしばらく、クシャミのような軽い咳込みを少ししました。
「ん?もしかして、心臓からの咳?
 そろそろ薬を処方してもらった方がいいのかな?
 キャンディ、明日、病院に行こうかね。」とキャンディに話しかけて、その夜は眠りにつきました。

16歳に発作を起こした後から、キャンディは私の布団の横にキャンディ用のベッドを置いて眠るようになりました。
夜中の3時半、いつものようにちっこに起きたキャンディ。
何も変わることなく、ルンルンでちっこをして、私の横で二度寝に入りました。

そして5時過ぎ。ふと横を見るとキャンディがいません。
あれ??と回りを見ても見当たらなかったのですが、どこからか「ハァハァー」という声だけが聞こえてきます。

「もしかして、布団の中??」と布団をめくると、私の布団の中に頭から入り込んだキャンディがいました。
笑い話のような話ですが、キャンディの様子はとても笑えるような状況ではありませんでした。
もぐりこんだ時間は多分、30分はないと思いますが、熱中症や脱水症状のような状態で、舌を出し、ぐったりしたまま。

まず、心臓を触って、鼓動を確認してから、流水で後ろ足の付け根を冷やしながら、前足の付け根に保冷剤をあてて、応急処置をしました。
しばらくすると、水に反応を示し、水を飲もうとする素振りをしたので、流しに流れる水に顔を近づけると、水を飲むことができました。

水を飲むとまるで水が浸透するみたいに、毛並みがいつもの毛並に戻りだし、激しかった呼吸も落ち着いてきました。
この間、時間にして30分くらいだったと思います。

呼吸が整ってきたので、冷やすのやめ、体を拭いて、ドライヤーで乾かしました。
そして、しばらくベッドに横にさせて休ませると・・・・

朝食の時間には、ほぼいつものキャンディに戻り、朝ご飯(消化がいいようにスープ系の物)を用意してやると、車椅子に乗って自分で食べることができ、お水も自分でごくごく飲みました。

緊急事態はとりあえず脱しましたが、念のために9時過ぎに病院へ。
先生に「生きた心地がしなかった~」と話し、診察してもらいました。

P1060114.jpg
(その時のキャンディ)

P1060116.jpg

先生に「昨日の昼、うちの母と『キャンディは年齢の割には悪いところがないよね』って話したばっかりで・・・あんなこと、話さなきゃよかったって思いました。」って言ったら
「噂をすると(病気が)やってくるからね。噂しちゃいかんよ。(笑)」と笑いあいました。(この時は・・・)

心臓の薬をどうしようかと相談すると、心音からだけ判断するとそろそろ薬を飲んだ方がいいレベルだけど、今まで飲まずに安定した状態を継続しているから、もう少し様子を見ようかということになりました。
後は補液をしてもらい、笑い話のように病院を後にしました。

病院からは、自宅には戻らず、実家へ。

「とんでもない日だった~」と母に状況を話していると、もぞもぞと動きたすキャンディを見ました。
「外に出たいのかな?」と思い、庭に連れ出し、少し歩かせると・・・足がもつれて左側に倒れたキャンディを抱えあげると、首をのけぞり、「ギュワワワワンン」と奇声のような声を出してひきつけを起こしました。16歳の誕生日の時のそれとほぼ同じ感じ。

時間にするとほんの10秒ないくらいでした。
慌てちゃいけないと思いながら、キャンディの胸を触ると心音を感じません。
「うそでしょ!!」
と思うと同時に失禁を起こしました。

頭の中が真っ白になりかけましたが、無意識のうちにキャンディの口から空気を吹き込み、見よう見まねで胸のあたりを弱めに押しました。

「病院に連れていかなくちゃ」
「いや、このままじゃ着くまでに間に合わない」
「そうだ、携帯酸素。あ!車の中だ・・・どうやって取りに行く・・・」

頭の中をぐるぐるといろんなことが駆け巡りました。
キャンディの胸を触ると心音を感じることができたので、「急いで病院へ行かなくっちゃ」と部屋に飛び込み、車のカギとバッグを取ろうとした時、テーブルの上においている携帯酸素が目に飛び込みました。

「そうだ!何かの時の為にここにも1本置いてたんだっけ!!」
すぐに携帯酸素をキャンディに吸わせると、少しですが呼吸が強くなってきたように感じました。

それから、急いで病院へ。
状態を見た先生はニトロを膣に入れました。
しばらくすると、ほんの数十分前には「もうダメだ・・・」と思ったキャンディの状態が、嘘みたいに落ち着いてきました。

先生の話では、室内と外の気温差による心臓発作ではないかという話でした。
酸素を吸わせたのがよかったねとも言われました。

万一の時に用意していた登山用の携帯酸素を見て「これ、いいね~、どこで買った?」と先生。
しばらく病院内で様子をみて、落ち着いてきた様子だったので、2~3日は気温差には気を付けるように言われ、心臓の薬と、万一の為のニトロを2錠もらって帰りました。

帰宅後は全く普通のキャンディ。
この日、トリミングから帰ってきたラナに準備したカリカリご飯を、いつの間にか、ぶんどり、横取りして全部食べるくらい。
ミルクも飲み、夕食もいつものように完食。

しかし、夜8時頃から咳が出始め、9時過ぎにニトロを膣に入れました。
ニトロは2錠もらっていたのですが、実家にひとつ置いてきたので、手元にありません。

夜中に悪くなった時、またニトロを入れていいのか?を先生に聞いていなかったので、電話をかけてみましたが、日曜の夜なので繋がりません。
ネットでニトロを検索して、人の場合ですが30分から60分間を開ければ、連続しても飲ませても大丈夫という記事を見つけ、夜中、悪くなった時にニトロを使ってもよさそうということを調べた後、ニトロで状態が安定したキャンディを旦那さんに預け、実家にニトロを取りに向かいました。

おかげ様でその後は咳が出ることもなく、取ってきたニトロを使うことはありませんでしたが・・・

翌朝、朝食はワンワンカロリーをシリンジで飲ませました。(量はいつも以上に飲みました。)
キャンディが外に出たそうなそぶりを見せたので、車椅子にに乗せて外を少し歩かせると尻尾をブンブンとふりながらうれしそうに歩きまわりました。その姿はいつものキャンディそのもの。

とりあえず、状態が落ち着いていたので「もう大丈夫でしょう」と思い、いつものように実家に預け、私は仕事へと向かいました。

※今回はコメントをいただいても、申し訳ありませんが、お返事は割愛させていただきます。





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ちびまる

Author:ちびまる
シーズーのキャンディと8匹の猫と共に宮崎県延岡市に生息中。

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