痙攣
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2月3日(日)は真っ青な青空で2月とは思えないくらいあったかい日になりました。 寒さを心配して、キャンディたちに新しい洋服も準備してましたが、洋服なんて着てられない春のようなお天気。 ちょこちょこ寄り道をしながら、ランチをしに久住 小笠原へ到着。 おいしいランチを食べた後はソフトを食べにおでかけし、3時ちょっと前に再び、小笠原に戻りました。 ![]() 翌日の天気予報は雨でしたから、荷物を降ろして、ちょっと休憩してから共有のドッグランへ。 貸切のランの中をいつものように、あっちに行ったり、こっちに来たりと楽しそうなキャンディとラナでした。 しばらく遊んだあと部屋に戻り・・・私は露天風呂へ。 ![]() 部屋に私がいないの気がついたキャンディが、あちこち私を探し始めたのを見た母が 「お風呂よ。お風呂。」といつものようにテラスのサッシを開けて、キャンディをテラスに出してくれ、私を見つけたキャンディがトコトコ、露天風呂の方へ歩いてきました。 ![]() そして、いつものようにテラスをあちこちした後・・・ テラスから庭へジャンプして降りてしまいました。 ![]() テラスの階段があるところよりは高さはありませんが、足を痛めたんじゃないかとちょっと心配したものの・・・ ![]() そのまま平気な顔しておちっこをして、階段を上がったので、ホッとしましたが、 その後、私の方へ歩いてくる時にほんの少し、右側の足をかばってるような歩き方をしているように見えました。 「あ!痛めたか?」とすぐにキャンディを抱っこして、足を触ってみましたが、その時はまったく平気な顔をして、部屋へと戻りました。 それから数分後、キャンディがガタガタを震え始めました。 段を飛び降りたことが怖かったのか? それともどこか痛めたか? とりあえず、震えるキャンディを抱っこすると、少し元気がない感じながらも落ち着いて眠ったので、キャンディバッグに入れて、しばらく休ませておきました。 それから、母が入浴し、その間にキャンディたちのお誕生日ケーキを出したり、私たち用の夕食のお寿司を箱から出して、写真を撮ったり。 その間、キャンディはいびきをかいて寝てました。(この時は震えは止まってました。) 母がお風呂から上がってきても、そのまま眠り続けるキャンディでしたが、いつもの様子とはちょっと違ったような感じがしました。(言葉では表現しにくいのですが・・・) いつものように私の左腕側に顔を向けた体勢で抱っこして、リビングの椅子に座り、しばらくそのままの体勢でいると、キャンディが珍しく右腕の方へ顔を向けて、抱っこされる体勢を取りました。 「あれ?」と思うか思わないか、多分、数十秒後だったと思います。 今まで聞いたことがないような「キャキャキャキャキャーーーーン」という悲鳴を上げた後すぐ、首から全身を反らし、痙攣が始まりました。 痙攣は10秒もなく、すぐに治まりましたが、痙攣後、力が完全に抜け切ったようにぐったりしてしまいました。痙攣中、脱糞、脱尿はなく、口から泡を出すこともありませんでした。 痙攣している時は目を見開き、一瞬にして遺体のような毛並みになったような気がしたので、このまま逝ってしまうんじゃないか?と思い、とても怖かったです。 私が直に抱っこするより、キャンディバッグに入れて抱っこしていた方がキャンディが楽に眠れるんじゃないかと思い、痙攣後、キャンディバッグに入れて安静にさせました。 痙攣後はいびきをかきながら、眠り始めました。 30分くらいすると一旦、目を覚まし、キョロキョロしましたが、目を覚ました時に呼吸が金魚のように顔を上に上げて、パクパクした感じ。 あと、いつのよりあくびをする回数が多かったような気がしました。 このまま呼吸が止まって、心臓が止まるんじゃないか? 不安が頭を何度もよぎりました。 呼吸が浅くなってるような気がしたので、寝ているキャンディの胸を触り、呼吸数を何度も確認したり。 それから一晩、正直、生きた心地はしませんでした。 キャンディバッグで大きないびきをかきながら眠り続けるキャンディ。 時々、目を覚まして、体を動かすしぐさをしましたが、顔の表情が無表情な感じ。 お泊りに来て、初めてキャンディをベッドの上に上げました。 (といってもキャンディバッグに入れたまま) 私の顔の真横において、ちょっとした変化も見落とさないように・・・ このまま呼吸が弱くなるのでは? 一番近くの動物病院はどこだっけ? 竹田の阿南が一番近いかな? 朝イチで病院に飛び込むか? でも、それで間に合うのか? その前にキャンディの心臓が止まるんじゃないか? 何度も頭の中をめぐり、頭の中で 「犬の人工呼吸は・・・」 「心臓マッサージは・・・」とか、無い知識を頭の中で反復させてました。 キャンディに変化があったのは夜中の12時半頃。 目を覚ましたキャンディが口をパクパクして呼吸してました。 夕方から水分を取っていませんでしたから、ダメで元々の思いで、キャンディをお水のところまで連れて行きました。 ずっと寝ていたこともあり、少しふらつきましたが、私が支えなくても立つことはできました。 すぐに水を飲もうとはしませんでしたが、少し時間をかけて水の前に立たせていたら、自力でお水を飲み始めました。水を飲んだ後、これもダメでも元々の思いで、おちっこをさせに庭に下ろしてみました。すると・・・予想外にすぐにウンチングスタイルになり、ウンチをしました。それも、とてもいいウンチ。 その後、少しよたつきながらも自分の足で歩いて、おちっこもしました。 お水を飲んで、ウンチ、ちっこを済ませた後、あきらかにキャンディの表情が明るくなりました。生気が戻ってきたという感じで。 「お水飲んだら、こんなに明るい顔に戻ったよ。もう大丈夫だと思うから、お母さんも安心して眠って。」と心配して眠れなかった母にキャンディのお顔を見せました。 この後はキャンディも落ち着いたような気がしましたが、その後、3時過ぎに2度嘔吐。 夕食を食べていなかったので、嘔吐量は少なかったのですが、ベッドの上に乗せていたので、直径10cmほど、シーツを汚してしまいました。(ちゃんと翌朝、フロントに電話して確認してもらってます。) いつもなら、シーツを汚してしまったら、冷や汗が出るところですが、この時は嘔吐した後、よりすっきりしたお顔になった方がうれしくて・・・ ベッドにあげていたから嘔吐し始めたときから、様子を確認することもできましたから、シーツを汚して宿には迷惑をおかけしましたが、今回に限ってはベッドにあげたことを後悔することはなく、逆に「嘔吐してキャンディがすっきりするなら、クリーニング代くらい屁じゃないよ。」という思いのほうが強かったです。 (おちっこの粗相ではなかったこともあり、今回はクリーニング代の請求はありませんでした。久住 小笠原のスタッフの方々、ありがとうございました。そして、汚してしまって、本当に申し訳ありませんでした。) ![]() 翌朝、7時のキャンディです。 ずっと寝続けていたのと何も食べてなかったこともあって、まだちょっと虚ろな感じで、鼻水つけてますが、だいぶ体調が戻ってきた頃です。 この後、用意した朝ご飯をほぼ全部食べ、お水も飲んでくれました。 ![]() ちゃんと自分の足で立ってるでしょ? 多少、ふらつきが残ってましたが、足取りはいつもと変わらないくらいまで回復してました。この時、本当にホッとしました。 ![]() 朝食もレストランに一緒に行きました。ただ、本調子ではないので、キャンディをスリングに入れたままで食べました。 朝食の後、部屋に戻り、キャンディを休憩させてから、チェックアウト。 この後、久住ワイナリーの個室を予約していましたが、キャンセルして、そのまま延岡へ戻り、かかりつけの病院へと向かいました。 この続きはまた改めて。 スポンサーサイト
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